私を気持ちよく裏切ってくれた百花繚乱編2章

【ネタバレ注意】ブルーアーカイブのメインストーリーVol.5「百花繚乱編」2章等の内容を含みます。

百花繚乱編2章「孤独に花を咲かせんとする君へ」が公開されました!

話が進むにつれてドキドキしながら読めるようになり、最後はやられたー!と思わされましたね……!

というわけで今回はやられたー!ポイントと、ここ好きポイントについて語っていきます!

やられたポイント

アヤメが裏切ったもの

もう今回私が特に語りたいのはここです!

皆さんは百花繚乱1章を読んだ時アヤメの

「あんたを友達だと思った事なんてないから」

をどう捉えたでしょうか?

少なくとも私は「自分に迫る脅威から離れさせるために言ったんやろなぁ」と思ってました。

2章がその悪夢から始まった時も「実はこうだったんだよって話になるんやろなぁ」と思っていました。

百花繚乱編2章15話「甘い夢の終わり」 より

100%本心だとは思わないじゃないですかー!!!!

私の浅い予想を裏切ってくれたことが一番気持ちいい裏切りでしたね。「そうきたか!」って。

太陽のように誰をも照らしてくれるあの子を、必死にそのコスプレをする女の子が取り戻しにいくお話。

かと思っていたら、

太陽もまた仮面を被っていて、必死にその姿を真似した女の子がホンモノの太陽になるお話。

になりそうな感じがしてオラワクワクしてきてます。続きを。続きをはよ読ませて。

実際はまだアヤメの本心か?何かの影響を受けてないか?一時の迷いじゃないか?等確定じゃない部分も多いですが、

本当に16話以降の追加が楽しみです。

あとオッドアイになってる!!オッドアイいいよね……。

しっかり張られていた伏線

またアザミさんについても私は見事にやられました。アザミー……。

百花繚乱編2章7話「雪国」 より

分校とはいえたった一人!?生徒数だけならアビドスより少ない学校!?とか呑気に思ってました。

そして全てを知った後に見直すと……。

百花繚乱編2章 2話「新たな階段(左)」 7話「雪国(右)」 より

はぇ~ちゃんとヘイロー一致してるんですねぇ……。

この時点で気づける人もいるんでしょうね。凄い。

名探偵キキョウの推理に出てきた点も見ていきます。

百花繚乱編2章7話「雪国」 より

若干顔に赤みがかった猫のモブなこともあり私は若干「酔っぱらい」っぽい印象を持ってしまった気がします。

そしてほな忘れるかぁと普通にスルーしてしまってました。

でも流石にここは怪しいと思った人も多そうですね。

百花繚乱編2章14話「花鳥風月部の怪芸家」 より

これは確かにー!ってなりましたね。

「シュロも演技なのでは?」「ここで負けること自体が油断させるためのものでは……?」

とか考えていてアヤメの銃が通ったことにあまり注意を払っていませんでした。

いやそもそも「アヤメ!?怪しすぎるって!」の意識に全部持っていかれてた気がします。

ええ綺麗にミスディレクションされてました。

私は……ちょろい……っ!

百花繚乱編2章14話「花鳥風月部の怪芸家」 より

こちらは他二つと比べるとおぉー!感は薄かったですね。

彼岸邸の情報が出たタイミングだと情報が足りず、

勘解由小路家紋が出たタイミングがほぼ真相直前なのがそう感じた理由かもしれません。

良かったポイント

ミステリー感のある「容疑者」

今回のストーリーが面白いなーと思えた要素の一つに「ミステリー感」があると思います。

エデン条約編1、2章で「裏切り者は誰か?」と考えるのに近い楽しさがありました。

明らかに怪しいアヤメはまあ偽物だろう。でもいつどうやって騙してくるんだろう?

シュロはそのアヤメにあっさり倒されたけど、利用はされてるはず……どう絡むんだ?

彼岸邸でナグサとアヤメを二人にするとか露骨……!

なんて考えて先の展開にドキドキワクワクすることができました。

先生の誠実さ

百花繚乱編1章に引き続き、2章の先生も私の好きな先生です。

世の中に完璧なものがないのと同じで……。
誰かを正確に判断することもできないよ。

それに、私はアヤメの信頼を得られるほど、まだ関わっていないから。
信頼は小さな積み重ねだから。
まだ、その時間が足りなかったのかも。

まずは一旦、目の前のアヤメと向き合おう。

 ※百花繚乱編2章10話「不完全な記憶」 より

先生節が今回も心地よいですね。この精神は常に持っておきたいものです。

百花繚乱編2章13話「蛇の口中」 より

非現実的なほどに理想的で「絶対にこうはなれないな」って思ってしまうけど「こうあれたら」って思える姿。

私の好きな先生です。

ナグサとアヤメの関係性

アヤメがナグサをどう思っていたかは恐らく最初の画像の通りだと思います。

ではナグサはアヤメをどう思っていたのでしょうか?

私は1章のナグサの独白からあーそんな感じねと分かったつもりになっていました。

ですが今回の描写でその考えは少し甘かったんだと感じました。

百花繚乱編2章10話「不完全な記憶」 より

これらの言葉や「本当はもっと少食だったはず」という言葉があったからです。

前以上に隙が無く完璧で、少食という欠点とは言えないような部分も「よく食べる」に変わっている。

そんな「本物以上に完璧なアヤメ」を作り出したのは、ナグサなのです。

さらに言うならば、稲亭物怪録によってナグサの「恐怖」が作り出したという事になります。

これがナグサがアヤメに向けていた視線なのだとしたら……。

少しアヤメの気持ちが分かるかもしれません。

BLEACHで愛染も言っていましたね、「憧れは理解から最も遠い感情だよ」と。

そう考えると「先生の誠実さ」で挙げた台詞もこの二人の関係に結構刺さってるように感じます。

稲亭物怪録を通じて間接的にナグサ⇒アヤメの視線が分かる感じ、

15話のアヤメの心情吐き出しとの対比として良い手法だなぁって思いました。

キキョウの掘り下げ

キキョウの可愛い面もかなり描かれてましたね。

  • 美味しい魚料理に釣られて前言撤回し休憩を提案
  • ユカリのおねだりに負けてお風呂了承
  • お風呂で水が怖いのか?と言われ語気が強くなるが平静を装い直す

ふふって微笑ましくなるものが多くて良かったです。

でも一番好きなのは

何も言わずに姿を消した委員長と、百鬼夜行の危機に立ち向かった副委員長……
私は後者を信じる。

それにね……。
ナグサ先輩をあんな風にしたのに、笑顔で帰ってきたこと――
まだ私は、許してないから。

 ※百花繚乱編2章10話「不完全な記憶」 より

この二つですね。

1章のユカリへの態度やナグサに頼み込む姿など、クールに見えて情にめちゃくちゃ厚いのいいですよね。

シュロかわいい

1章における敵役としてのシュロ、しっかり敵役出来てて私かなり好きだったんですよね。

バックグラウンドを想像させるような嘘に固執する姿。

ナ~グ~サ~ちゃぁぁぁぁぁん!!から溢れる傲慢さと純粋な悪意。

ゲマトリア無き今貴重な魅力ある悪役でした。

それが今や

百花繚乱編2章13話「蛇の口中」 より

可愛く成り果てて……いや1章ラストや公式ツイの趣味からそんなでしたけど!

ともあれ前述のとおり嘘に固執する姿や「あんなとこ」等、まだまだ深みの出せる生徒。

これからの掘り下げが楽しみです。

あと

ば、バカにしてっ!
勝手に人の荷物を漁って、玉稿を公開朗読ぅ!?

※百花繚乱編2章11話「彼岸への道」 より

うんうんそんなの辛いよね恥ずか――。

この傑作をもし誰かがパクって、それが当たりでもしたら――
手前たちは責任取れるんですかぁっ!?

※百花繚乱編2章11話「彼岸への道」 より

いや自己肯定感たっかーいね君!?ってなって好きでしたここ。

その他小ネタ

ソラちゃん嘘だよな……?

これを考えてしまったのはきっと私だけではないはず……。

五塵来降5話「君の世界との交差点(1)」 より

百花繚乱編2章4話「勘解由小路家の貴人」 より

ブルーアーカイブ エンジェル24より

……よくよく考えたらクウちゃんじゃないからセーフですね!

【生徒】コクリコ様の年齢

さらっと「生徒」の明確な年齢上限幅が更新されたような気がします。

百花繚乱編2章12話「勘解由小路家の巫女」 より

少なくとも20年前に百花繚乱紛争調停委員会に所属していたということは飛び級でなければ16~18でしょうか?

つまりコクリコさんじゅうななさい(生徒)もあり得る……!?

「孤独に花を咲かせんとする君へ」15話までの感想まとめ

ということで百花繚乱編2章の感想を言語化してみました。

タイトルに書いた通りいい意味で予想を裏切ってくれたのが一番気持ちよかったですし、

先生の描写やナグサ⇒アヤメとアヤメ⇒ナグサの対比も良かったです。

ライターさん1章と同じ方でしょうか?であれば納得のクオリティ。

16話以降もこれからもワクワク期待しております……!

【2025/06/01】後編記事も書いてみましたのでよろしければ。

それでは、色々書いてきましたがこのあたりで。

わかるー、とかそこだよね!みたいに共感して頂けましたら嬉しいです。

© NEXON Games Co., Ltd. & Yostar, Inc.
今回の記事上で使用しているゲーム画像の著作権、および商標権、その他の知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次